2023.01.31
2月造形教室「着物をSDGs!さき織にチャレンジ」
3回コースの「造形」授業は、陶芸・キャンドル・磁器の絵付けが月ごとにローテーションしていく仕組みですが、2月の造形教室は特別教室です。
古い布を裂いて、織機で織っていく「さき織」をやってみたいと思います。
「昔の着物は絹で織られ、手縫いで丁寧に仕立てられています。それが着る人がいない、手入れが大変だと捨てられ失われています。それを、少しでも残していけたら。裂き織りはそんな着物を新しい布として再生させる手織りの技法のひとつです。」
そう語るのは、手織り裂き織り作家の若林光代先生です。
古い着物の生地を裂いた素材は、とってもカラフルで選ぶのが楽しくなってきます。
このほかにも毛糸も使えるそうです。
あらかじめ織機に経糸のみ張ります。
こちらも白と赤が選べます。
そこに横糸として、みんなが選んだものを通していきます。
敷物やコースターにしたり、タペストリーにもできます。
授業内でできる大きさは、15cmくらいの大きさですが、先生は大きなものを織ってストールやバッグを作って販売したり、展示会をしたりしているそうです。
この授業は、今回の造形教室1回のみですので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
(3月の造形教室は陶芸、4月は磁器の絵付けとなります)
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