クリスマスレッスンは満席
クリスマス体験授業の作品をご紹介します。
満席の回は、仕上がり作品を撮れませんでした💦
ごめんなさい。
今回は作っている作業中の風景を中心にお届けします。
私が作品づくりに使うワックスは6種類。
融点が違うものを合わせると11種類になります。
プラス、性質を変化させるための添加剤という脂肪酸なんかを合わせると15種類。
それを配合することによって、柔らかい表現やつるつるの表現ect…などできるようにします。
あとは、融点と温度を考えて作ります。
簡単に言うと、そうやって作ります。
私がワックスアートを始めて12年ですが、今までたくさんの技法やブレンドを考案してきました。
技法を作るときには、「技法を考えよう」から始めるのではなく、
「こういうのができたら面白いよな」
「こういうの今までないけど、本当に不可能なのかな」
というところから入ります。
そこで必要になってくるのは、デザインの能力!
・・・ではなく、実は化学の知識です。
デザイン力とか色彩感覚とかだけでは、そのときにある方法でしか前に進めないのです。
もちろん、販売に力を入れている作家さんはそこが大事です。
しかし私が没頭したのは、蝋の概念を覆すようなアート作品を作ることで、
そのためには自分で新しい世界を拓いていく必要がありました。
ワックスのメーカーさんが、「〇度以内で使ってください」と注意書きをしようが、
「このワックスは〇〇専用です」と書こうがお構いなし(笑)
とにかく、実験と考察とデザインのワンセットを繰り返しました。
1月30日に学習塾さんでこういう話をすることになっているのですが、
私のようなアートの仕事にしても、化学の知識を引っ張り出して、
トライandエラーを繰り返すことが大事なのです。
私は自分の子どもにも、それをモットーに日々接しています。
さて、予想外に長くなってしまいました💦
書き出すと止まらないタイプだから、今日は体験の写真のアップのはずが…。
また色々綴っていきます。
岡山市北区庭瀬の絵画図工教室
図工キッズ