2023.11.13
折染め・キッズ
折染め・キッズ

今日は、6月に作った折染めの作品紹介とピカリ賞の発表です。
制作の様子は、Instagramに載せています。
おしらせブログでも少しだけご紹介します。

図工キッズでは、教室でしかできないことをしてもらいたいので、安価で手に入りやすいもので代用するのではなく、テーマごとに子どもたちに本格的な道具や材料に触れてもらいます。
今回も水彩絵の具を溶かしたものではなく、和紙染め専用の染色液と高級染用和紙を用意しました。

先生ミーティングでいろいろ試しをしたのですが、やはり絵の具を溶かしたものとでは大違い!
紙の質でも、半紙とは滲み方の違いがはっきりと出ました。

折り方は、3パターンは先生が示したものを、そのあとは自分で2パターン以上折り方を考えて、5~7枚染めました。

1年生のSくんの作品。
出来上がった模様が、お顔に見えたんだね。

2年生のKちゃんの作品。
3羽のウサギの折り紙を貼りました。

2年生、Yちゃんの作品。
竹骨に沿って和紙を張って、余った部分を耳にしました。

4年生、Tちゃんの作品。
面白い模様ができました。
白で残した部分がハイライトになっています。

3年生のKくんの作品。
お手本にしたいくらいきれいな模様に染まりました。
万華鏡のようです。

--------------------------

さて、最後に、今回のピカリ賞です!
折染めうちわのピカリ賞は、5年生のTちゃん!!

宇宙のような、オーロラのような、美しい模様に仕上がりました。
それを活かした和紙の切り取り方や、星に見立てたラインストーンシールの使い方が素晴らしいです。
写真ではわかりにくいですが、遠くの星のようなラメも煌めいているんですよ。

でも、染の美しさを損なわないように、飾りつけはこれ以上しないことにする、と言っていました。
デザイン引き算ができるバランス感覚を感じました。

偶然できた模様や形から「連想して」、「見立てて」、「新しい価値を作る」。
この発想力と実現力は、未来の社会に必要とされる力です。

Tちゃんの未来の姿を楽しみにしています!
ピカリ賞、おめでとう✨

----------------------------

岡山市北区の絵画工作教室
図工キッズ
芸術家と子どもをつなぐ