2023.02.16
絵画教室について
絵画教室について

図工キッズでは、工作・絵画・造形の3つのクラスがあります。
今回は、絵画クラスについてお話ししたいと思います。

図工キッズの絵画カリキュラムは、全部で21項目。
これを、年齢や習得度、個性に合わせて進めていきます。

絵画の画材や道具

画材はすべて教室のものを使っていただけます。
大きさの違う絵筆はもちろん、用途に合わせた専用絵筆やコテ、歯ブラシやスポンジなんかもあります。
絵の具は、オランダの専門画材メーカー「ターレンス社」の絵の具。
他にも、モデリングペーストやジェッソという、面白い表現ができる特殊な塗料も。
それらを自由に使うことができます。

そして、課題に合わせて、画用紙やF3~F6サイズの布張りのキャンバスに描いていきます。

アクティビティのある課題で
知ることが楽しくなる授業

まず始めは、色々な道具や材料を使って、表現の方法をたくさん知ることを目的とした、アクティビティやテーマ課題に取り組みます。

園児であれば、色を混ぜる面白さを知ってもらう授業からはじまります。
でも、ただ色を混ぜてみましょうというだけでは、探求心は起きません。
そこで、「イロイロ鬼 と おばけ兄弟」というペーパークラフトを作ることで色彩を探求します。

3原色である赤と青と黄の鬼が、手をつないでどんどん増殖していく物語です。
そこに白と黒のおばけの兄弟が登場し、白ビームと黒ビームを出します。
こうして、三原色の原理、混色でできる中間色、色相環、寒色と暖色、明度を知ってもらいます。

小学生であれば、「タッチと描画」という課題から入ります。
(園児もこの課題は、後にやっていきます)

ここでは、キャンバスの部屋を区切って、ぼかし、べた塗、散らし、身近なものを使ったテクスチャを試します。

これらは、後の作品を描く上でも、学校の宿題でも、非常に応用の利くテクニックです。
たとえば、空のグラデーション、星空、木漏れ日、満開の花、生い茂った木々なども表現できます。

しかしながら、私たちは、「このやり方は、星空に使うんだよ」とは教えません。
「絵の具でこんなことができるんだよ」ということを伝えるだけで、次からの課題で子どもたちは各々のイマジネーションのために「あれを使ってみよう!」と、大いに発揮してくれます。

年少(4才)の作品

↑ 分け方も工夫していますね。手形がかわいい年少くんの作品。

2年生の作品

↑ キャンバスを縦にしたことや、斜めに部屋を分けたことで、ふわっとした色彩の中に動きが出ています。う~ん、人魚になった気持ち…

4年生の作品

↑ さすが4年生、もうここでテクスチャを活用してきました。

このように、キャンバスの向きも、部屋の分け方も、何を描くかも、自由です。
正解の見本も、ルートもありません。

これが、図工キッズの絵画カリキュラムの特徴です。

このようなアクティビティやテーマのある課題の後、じっくり見て描く課題が始まります。
もっと知りたいという方は、体験などで講師に聞いてくださいね。

絵画教室の受講方法

・絵画だけ習いたいもOK
・絵画をしたいけど、ほかもやってみたい、もOK

図工キッズの時間割

たとえば、2回コースで「絵画×2回」「絵画×1回と工作×1回」。
3回コースで、「絵画3回」「絵画2回と工作1回」「3科目1回ずつ」など組合せ自由です。
月ごとにばらばらでも構いません。

デカルコマニー課題

※時間割は、講師の個展などのスケジュールにより、変更になることもあります。
お気軽に体験レッスンにお越しください

岡山市北区の絵画教室
図工キッズ