図工キッズでは、工作・絵画・造形の3つのクラスがあります。
このページでは、絵画クラスについてお話ししたいと思います。
絵画カリキュラムは、全部で21項目。
これを、年齢や習得度、個性に合わせて進めていきます。
良い画材や道具にふれる
図工キッズでは、画材はすべて教室のものを自由に使うことができます。
画材も道具も講師陣がプロ目線で吟味したものです。
良いものにふれる経験は、感覚の記憶として残ると思うからです。
絵の具は、ターレンス社の絵の具と、サクラ水彩絵の具を使います。
それから、25色のパステル、36色の色鉛筆、コピックインクマーカー、油性マーカーもあります。
他にも、モデリングペーストやジェッソという、面白い表現ができる特殊な塗料も。
絵筆は、日本製のサクラ絵筆のほかに、オランダの専門画材メーカー「ターレンス社」のヴァン・ゴッホという、プロおすすめのとても描きやすい絵筆を用意しています。
それから、用途に合わせた専用筆やコテ、歯ブラシやスポンジなんかもあります。
そして、課題に合わせて、ホルベインのアルビレオ画用紙や布張りのキャンバスに描いていきます。
アクティビティのある課題で
知ることが楽しくなる授業
まず始めは、色々な道具や材料を使って、表現の方法をたくさん知ることを目的とした、アクティビティやテーマ課題に取り組みます。
園児であれば、色を混ぜる面白さを知ってもらう授業からはじまります。
でも、ただ色を混ぜてみましょうというだけでは、探求心は起きません。
そこで、「イロイロ鬼 と おばけ兄弟」というペーパークラフトを作ることで色彩を探求します。
3原色である赤と青と黄の鬼が、手をつないでどんどん増殖していく物語です。
そこに白と黒のおばけの兄弟が登場し、白ビームと黒ビームを出します。
こうして、三原色の原理、混色でできる中間色、色相環、寒色と暖色、明度を知ってもらいます。
小学生であれば、「タッチと描画」という課題から入ります。
ここでは、キャンバスの部屋を区切って、ぼかし、べた塗、散らし、身近なものを使ったテクスチャを試します。
これらは、後の作品を描く上でも、学校の宿題でも、非常に応用の利くテクニックです。
たとえば、空のグラデーション、星空、木漏れ日、満開の花、生い茂った木々なども表現できます。
しかしながら、「このやり方は、星空に使うんだよ」とは教えません。
「絵の具でこんなことができるんだよ」ということを伝えるだけで、次からの課題で子どもたちは各々のイマジネーションのために「あれを使ってみよう!」と、大いに発揮してくれます。
ほかにも、園児と低学年は、いろいろな画材を使ったり、こすりだしや、盛り上げなど、アクティビティを含む課題をします。
マスキングテープを使った作品(5歳)
盛り上げ材を使った作品(2年生)
このように、キャンバスの向きも、何を描くかも、自由です。
正解の見本も、仕上がりまでのルートもありません。
これが、図工キッズの絵画カリキュラムの特徴です。
高学年は、筆で出来る表現技法の基礎から、じっくりモチーフを見て描く課題をします。
4年生の初期の作品。
もっと知りたいという方は、体験などで講師に聞いてくださいね。
絵画教室の受講方法
・絵画だけ習いたいもOK
・絵画をしたいけど、ほかもやってみたい、もOK
たとえば、2回コースで「絵画×2回」「絵画×1回と工作×1回」。
3回コースで、「絵画3回」「絵画2回と工作1回」「3科目1回ずつ」など組合せ自由です。
月ごとにばらばらでも構いません。
岡山市北区の絵画教室
図工キッズ