今月は順番からいうと、12月のときのピカリ賞の発表だったのですが、2月のアルコールインクアートの表彰をしたいと思います。
というのも、受賞者のKくん、来月から外国へ移住することになったからです。
このアルコールインクアートの作品は、一人3枚描いて、万華鏡と額に入れました。
どちらか印象的だった方を紹介します。
まずは、優秀作品から。(学年は、2月当時のもの)
年長さんの作品。
大好きなポムポムプリンのお顔の万華鏡にしました。
色使いがとても素敵です。
年長さんの作品。
切り取る部分や向き、並べ方でも、作品が変わってきます。
お花を飾るのもかわいいアイデアですね。
5年生の作品。
綺麗なマーブル模様が描けていますね。
さし色のブルーが効いています。
2年生の作品。
インクを大きく動かしていて躍動感ある作品に仕上がっています。
2年生の作品。
カラフルで明るい作品です。
色々な色が混じりながら、美しいグラデーションを作るのは難しいんです。
3年生作品。
黒い部分は、切り抜いています。
額は2種類あって、選べたのですが、こちらはクリアなガラスの額縁。
その特性を活かして、面白い作品を作りました。
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さて、それでは、ピカリ賞の発表です。
今月のピカリ賞は、
Kくん(年少)です!!
作品としての完成度の高さにビックリしました。
右の枠の左の白い部分は、表面の反射ではなく、紙が白く残っている部分なのです。
ここを入れて切り取るのか~、と先生はうなりました。
金の模様の出方も3枚とも違います。
アルコールインクアートは偶然の模様を楽しむので、こう描こうとしてできたのではないと思いますが、おそらくKくんはいろいろなやり方を考えて試すことを楽しんでいたのだと思います。
横から吹く、上から吹く、紙を動かす、ぽたぽた垂らす、いっぱい垂らす…
そういった試みをすると、いろいろな表情が生まれるアートです。
探求心が形になると、自分も周りも驚くような結果になることがあります。
メキシコでの生活は慣れるまで大変だろうなぁと思います。
上手くいかないことがあったら、どうやったら上手くいくか、図工キッズで方法をたくさん考えたことを思いだして、チャレンジしてください。
日本に帰ってきたときは、図工キッズに遊びに来てね!