2023.11.27
12月図工「溶かさず作る 蜜蝋キャンドル」
いつもは造形クラスでしかできないキャンドル作り。
12月は、図工でもできるようにしました。
造形の授業と違うのは、「溶かした蝋は扱わない」という点です。
なかなか溶かさないで作れるキャンドルアイテムが少ないのですが、これなら図工でもできるかも!と考えました。
図工キッズは作家集団なので、子どもたちには、普段出会えないような材料や道具に触れてもらう授業をしていきたいと考えています。
今回使う材料は、蜜蝋です。
蜜蝋とは、ミツバチの巣を精製して取れた天然のワックス(蝋)です。
希少価値が高いことと、材料になるまでの工程の多さから、非常に高価です。
その中でも、香りが優しい100%国産の蜜蝋で、リリ先生が色つきの「ハニカムシート」を作りました。
これを切って、形にしていきます。
最初、シートは硬くてパリパリですが、手で温めると、やわらかな形に形成することができます。
柔らかくなりすぎると千切れてしまいますし、冷えるとまた固くなります。
少量であれば、粘土の様に練ることができるので、飾りつけも蝋で行います。
そして、大きさを間違って切っても、また溶かしてシートを作りますから、そういう点でも蝋という材料の面白さを体感してください。
それから、時間のある子はグラスキャンドルも作りましょう。
こちらは、蜜蝋とは全く違う素材からできたゼリーみたいなプニプニの蝋です。
宝石みたいできれいですよ。
最後に松ぼっくりのツリーを立てて…
これで、クリスマスの準備は万端ですね!